
堀口です。
昨年春から7ヶ月の時間をかけて完成したわが家。
今日お伝えするのは、「玄関廻り」についてです。
住んでいると
あまり意識することはないけれど
外観や庭先は、
家族はもちろん、
友人やお客様、
近所を散歩する人たち、
車で通り過ぎる人など。
色んな人から、一番よく見られる場所。
わたしもね、
毎朝のウォーキングのルート上に、
いつも気になるお宅があって。
「素敵な家だなぁ」
「中は、どうなっているんだろう??」
「どんな人が、住んでいるのかな」
など、つい妄想してしまうもの^^;
特に
無意識に必ず見てしまう
「フォーカルポイント = 最初に目に入る場所」は最重要!
というのも、
美しい印象になるのも、
雑然とした印象になるのも、
<フォーカルポイント>で決まるから。
いつでも、どんなときでも、
お客様目線でチェックして欲しい場所なのです。
第一印象を上げるためのポイントは?
わが家の場合、
家を見ようとしたときに見えるのは、この角度。

Handa Neue Facade
そのため、設計段階では
この角度から見たときに、
「見えなくてもよいモノが、目に映らないコト」
を徹底的に考えて、
「見せたくないモノ = 目に見えるノイズ」
をできるだけ見えないよう設計しています。
たとえば、<立て樋※>を
道路から見えない場所にレイアウトしたり。
(※建物の四方にある、雨を落とすパイプ)
<洗濯干しスペース>は、
道路側から見えない場所に設置したり。
<シンボルツリーや植栽>も、
3年後の成長をイメージしながら、
デザインを決めました。
ただ、エアコンの室外機だけは特別で。
移動することで生じる建物へのリスクとか、
10年後には配管がほぼ使えないことから、移動せず。
美しさだけを追求して、
建物に負担をかけるのでは、本末転倒ですものね^^;
玄関こそ、一番のフォーカルポイント

Handa Neue Entrance
外部の中でも、
とくに印象に残る<玄関>は、
無垢板の玄関ドアと、
リビングまで続くヒノキの天井板で、
<中と外のつながり>を持たせたり。
ブラケットライトやポストなども、
主張しすぎない色とデザインに♪
玄関にある全てのものが、
自然に美しいハーモニーを奏でるよう
細やかに計算しながら、
1つ1つていねいに選び取りました。
※続きはこちら・・・「わが家のWeb内覧会:③住まいの第一印象を決める場所<その2:玄関ホール>」
住まいを美しく魅せるために、今できること
すでにお住いのお宅に場合でも、
<フォーカルポイント>を意識して、
見せたいものだけ、
魅せる工夫をしてみましょう♪
そこに住む人にとっては、
いつもと変わらぬ景色でも、
ハタから見ると
「なんでだろ?」
と感じることって、よくあります^^;
フォーカルポイントが分からないときには、
一番よく見える場所から
<写真を撮る>のがオススメです^^
6・7月開催の自宅講座、【募集開始】いたしました♪
家が大きくなったら、きっと片付くはず。
そう思っていたのに、現実は違った・・・ということはありませんか?
<むりなく美しさが持続する住まい>には
・人の動くラインに合わせた収納とか、
・人のクセとか習慣に合わせた仕組みなど、ある一定の<ルール>があるのです。
その<法則>を、体感しつつ、実践していくだけで、あなたの住まいの美しさは、グングン加速していきます♪